失業時の緊急な生活費が借りられます!
世の中は相変わらずの不景気。会社の倒産やリストラなどで、失業し、生計の維持が困難な世帯になったら、市区町村などが再就職までの間の生活資金を貸してくれます。
元は、小泉内閣時代に断行された構造改革の「痛み」を抑制するためにできた制度で、政府が音頭をとったものです。
たとえば、東京都の場合、貸付限度額は240万円(月額20万円)、単身世帯は180万円(月額15万円)。貸付期間は12ヶ月以内(離職の日から2年以内)。利率は3%程度(据置期間12ヶ月)。返済期間は7年以内(子育て世帯への優遇貸付は10年以内)。ただし、連帯保証人が必要です。
ただ、どうしても貸付を受けても、就職も生活も行き詰ってしまった場合は、別ページで紹介している生活保護制度の利用も最終手段として考えましょう。
対象者 | 失業して生計の維持が困難な世帯 |
必要書類 | 住民票(写)、源泉徴収票(写)、離職票(写)、求職受付票雇用保険受給資格者証(写)、 (連帯保証人)住民税課税証明書など |
申請期限 | 特に無し |
申請先 | お住まいの市区町村、各市区町村社会福祉協議会 |