特定求職者雇用開発助成金（特定就職困難者コース）

高年齢者や障害者を雇用する事業主が助成金を受け取れる！

特定求職者雇用開発助成金とは、ハローワーク等の紹介により、高年齢者や障害者などの就職困難者を雇用保険の一般被保険者として雇い入れる事業主に対し、助成金を支給する制度です。
この制度は、これまで就業が困難だった方を積極的に雇用し、事業者はもちろん、高年齢者や障害者などの就職困難者とよばれる人たちにも、働きやすい環境を提示します。
なお、対象となる労働者とは、高年齢者（60歳以上65歳未満）、母子家庭の母等、身体・知的障害者、重度障害者等となります。とくに、高年齢者（60歳以上65歳未満）は、職種によって重要な労働力となり得る世代であり、事業者も積極的に雇用を考えていると考えられます。

助成金の支給額はどのぐらい？

支給対象期は6か月で、1年は2期ということになります。
その計算で行くと、高年齢者(60歳以上65歳未満)、母子家庭の母等を雇用する中小企業の助成額は60万円（1年・2期）です。
これが身体・知的障害者、重度障害者等になると、それぞれ120万円（2年・4期）、240万円（3年・6期）となっています。
また短時間労働者（週間の労働時間が20時間以上30時間未満）は、高年齢者(60歳以上65歳未満)、母子家庭の母等は40万円（1年・2期）、障害者は80万円（3年・6期）です。