家具転倒防止器具を3点まで無料で取り付けてくれる
家具転倒防止器具の取付けは、東日本大震災をきっかけに、国民全体で備える意識が高まりました。そこで、各自治体でも、心身障害者や高齢者のみの世帯を対象として、家具転倒防止器具の取付けのサービスを扱うところが増えています。ただ、各自治体で対象者や申請方法に違いがありますので、詳細は最寄りの自治体で確認してください。
家具転倒防止器具取付費助成に該当する心身障害者は、身体障害者手帳が1級・2級、または療育手帳○A~Aの方がいる世帯となりますが、状態が健康な方が同居している場合は、対象に含まれない場合もありますので注意してください。
また、上記以外でも、愛の手帳が1度から3度の方、精神障害者保健福祉手帳1級の方のお宅が対象となる場合があります。
※ 愛の手帳とは東京都の知的障害の方に交付される手帳です。
申請は、助成金交付申請書に必要な書類等を添えて担当窓口に提出します。
(これも自治体によって差があります)
- 補助金交付申請書(指定の様式)
- 器具取付け費用の見積書
- 器具を取付ける家具の写真
- 見取り図
- 取付け予定器具の内容が分かるもの
なお、賃貸住宅にお住まいの場合は、住宅所有者に家具転倒防止器具を設置する同意が必要ですので注意してください。
家具転倒防止器具の取付け可能な家具は3点を限度する
家具転倒防止器具の取付け可能な家具は、次の6点中3点を限度としなければなりません(3点までは無料です)。
- 家具転倒防止ポール
- 家具転倒防止板
- L字型金具
- チェーン金具
- 連結用止め金具
- 食器棚固定器具
3点以上になる場合は、実費を負担しなければなりませんが、家具転倒防止器具が3点以上になるお宅は少ないはずです。
対象者 | 身体障害者手帳が1級・2級、または療育手帳○A~Aの方がいる世帯で、家具転倒防止器具の取付けが困難な世帯。 障害者のみの世帯、または同居家族が65歳以上の高齢者世帯。 |
必要書類 | 印鑑、身体障害者手帳または愛の手帳を用意してください。 |
申請期限 | – |
申請先 | 各自治体の障害支援の窓口 |